Strain Tactics

Strain Tactics

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序盤日本語訳および基本操作
By Via
チュートリアルと世界観説明を兼ねているためやや文章量の多い序盤の翻訳です。また幾つかチュートリアルで明示されない操作関連を付記してあります。ネタバレは避けていますが、翻訳と説明の都合上ある程度はWalkthrough的になっています。
   
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プロローグ
そのSTRAIN -種- の正体を
どこから来たのかを
誰も知らなかった

ある者は生物テロの結果だとし
あるいは規制されないクローニング濫用が原因と言う
別の者はそれを海王星探査のせいだと責めた

それはあまりにも速く拡散し
あまりにも多数に感染した
メガコロニー群が数週間で侵食され
世界の70%が核の炎に消えた

UN2は惑星規模緊急事態を宣言し、
その全予備戦力を起動

そしてあなたも活性化された
導入

- UN2北方中枢 機動駐屯センター 通称“ザ・ウォール”

マイルズ教官
「おいこりゃあ…お前か!?“ザ・ウォール”によく帰ってきた!活性化されたところか?冷凍から出てきたばかりに見えるぞ。はは、お前を訓練した頃をまだ覚えてる。まさにこの部屋だ。貴様はぴかぴかの新人だった。一生分より昔のことじゃないか、文字通りな。何処かの誰かが、俺達をこんな状況で再会させようって考えやがったのさ。お前が指揮官とはね。

ありゃあ、ちょっとした英雄譚だったな。俺達が海王星に乗り込んだ時の。なあ?」

あなた
「海王星…あまり覚えていない…。」or「すみません、サー。しかし任務に集中した方がよいのでは…。」

マイルズ教官
「まあ、俺もヒストリアンチャンネルで情報を拾ったんだけどな。それと生き残りの古参どもから、俺が殺られちまった時点から後のことを…除染チームの奴らパニクっちまって、俺の顔面にショットガンを暴発させやがってなぁ。信じられるか?連中のDNA、まだ修正されてないんだぜ。

とにかく、だ。あれは今じゃ海王星紛争なんて呼ばれてる。そいつのはじまりの場に、お前と俺はいた。Strainが無人星間輸送艇に潜り込んでいるのを発見したんだ。機は地球行きだった。俺はお前さんにヴァイパー隊の指揮を命じて、それでお前らは離陸ぎりぎりで、なんとかそいつに乗り込んだ。その日、87部隊もの陸戦チームがお前らの乗艇を援護して戦い、死んだよ。

そこから36時間ぶっ通しの戦闘の末、お前と隊の生き残りが機関反応炉をどうしたのか、戦闘ログが教えてくれた。自分を犠牲にしたんだ。船を丸ごと吹き飛ばしたのさ。ちょうどそいつが、地球の大気圏に突入した直後にな。衝撃波は地表にまで届いたそうだ。その夜、南半球の空すべてに炎の雨が降った。とんでもなく美しい光景だ。お前も映像ログを見りゃよかったのにな。

お祝い騒ぎは朝まで続いた。俺達みんな蘇生されて、一躍ヒーローになるはずだったんだよ。

ニューラシアの海峡があちこち未知の生命体で侵食されてるって報告が殺到して、やっと何が起きてるか分かったんだ。どうも感染した船の頑丈な区画が、再突入で燃え尽きなかったらしい。それが太平洋全域に墜ちやがったんだ。

その後二ヶ月で、我々は地球上の核兵器を使い果たした。中性子爆弾も。畜生め。沸騰する大海原…粉砕されて崩れ去る海岸…そんなもの知るハメになるとは。強酸化した深海へと、精鋭部隊が幾度も送り込まれた。…勇敢な魂が還ることはなかったよ。
そして1年だ。Strainは反攻を強めている。」

あなた
「私は…そうだ、思い出した。ボタンを押して。何も見えなくなって。熱。激痛。そして強烈な宇宙の真空…。微笑んだことも、覚えてる。思ったんだ。我々は人類を救ったんだと…。

…もう一度やりなおせるなら、喜んで。」

マイルズ教官
「…*溜め息*…まあ、お前さんにまた会えたのが嬉しいよ。なんにしてもだ。同士兄弟、仕事に取り掛かろうじゃないか。ここに、こう書いてあるな。『貴官を以下に配属する。第826ヘリ降下分遣隊』…待て、あそこに飛んでるのは、お前のヘリベースだったのか!?

あいつに乗り込むのは今からちょいとした事を片付けてからだな。飛ぶ前に隊員指揮のやり方を詰め込まなきゃならんってことさ。お前さんの一人目の部下に会う準備はできたか?指揮のトレーニングを始められるなら、俺に [TALK] しろ。」

マイルズ教官
*Cryovatを起動* さあ、眠りより甦れ、つわものよ。我ら再び死するその日まで生きようぞ!」

ジャッカル
「ああああ!…最後に顔が噛み砕かれて…その前に何もかも真っ暗に…。わぁ…本当に戻ってきたんだ…*自分を軽くはたく*
*あなたに気づき素早く敬礼* あなたの配下に入るのを楽しみにしていました、指揮官。たとえそれで地獄へ向かうことになっても!」
Cryovatの訳語としては冷凍タンク、冷凍槽あたりが適当だと思いますが、ゲーム上で重要な固有名詞なので本ガイドではそのまま記述してあります。ちなみにジャッカルは女性です。

導入の会話で仄めかされているように、UN2(第二国連?)の兵士はプレイヤーを含め全て、もしくはほとんどが個性を持ちながらもクローン人間で、死んでも死亡直前の記憶を持ったまま冷凍保存と再生が可能なようです。

以降チュートリアルが開始されますので、それに準じて操作方法を書いていきます。なおタイトル画面でセーブスロットを決定する際、赤いインジケーターを調整することで難易度を変えられます。標準は”UN2 Enlistee”です。
チュートリアル - 陸戦チーム
カメラコントロール
  • パン:右クリックドラッグ、もしくは [W] [A] [S] [D] キー、もしくはマウスポインタを画面端へ
  • 回転: [Q] or [E] キー
  • ズーム:マウスホイール
説明のアニメーションはタッチデバイス向けなので気にしなくて大丈夫です。本作はアップデートによりタッチデバイスの有無で操作が変わるようになったため、多少そのあたりの情報が混在しているようです。

ユニット移動
  • ユニットを左ドラッグすることで移動ルートを引く
  • もしくは移動させたい地点を右クリック。
落ちているアイテムの拾得
  • アイテムを右クリック
  • もしくはユニットをアイテム上に左ドラッグし、青いバーが一杯になるまで待つ。途中で他の位置へドラッグするとアイテム拾得をキャンセル。
  • 赤いインジケータはアイテムを運ぶための空きスロットが無いことを示します。
メインメニューのSETTINGSから、ドラッグによるアイテム取得をしないようにするTOGGLE HOLD [LMB] TO PICKUPオプションが設定できます。

基本戦闘:自動攻撃
  • ユニットは脅威に対し自動で現在の武器を用いる。また自身の安全のため後退することがある。
  • ユニットの使う銃器はリロードは必要だが、弾倉はいくらでもあることになっている。

基本戦闘:目標指定
  • 敵を左クリックすることで、何体でも◇マーク(作中ではDiamondと呼ばれている)を付けられる。この指示に対しユニットは優先的に攻撃を行う。
  • また単純に脅威を「スポット」する意味もあり、ユニットは障害物や距離のせいで目標が見えなくても、示された方向を警戒しようとする。
  • 普通に移動を指示されたユニットは進行方向を向くが、◇のついた目標がある場合はそちらを向き、(可能であれば)攻撃しながら移動する。
  • もう一度左クリックすると◇マーク解除。

基本戦闘:白兵戦
近距離で遭遇するとユニットは近接攻撃を用いて脅威を攻撃、押しのけようとする。

応用戦闘:Optimal Attack Rangeについて
  • ユニットが脅威を視認すると表示される赤いレーザーラインは、Optimal Attack Range(最適射程)と呼ばれる。この射程内にある脅威のみをユニットは自動攻撃する。これによって流れ弾がフレンドリファイアを起こす危険を抑制している。
  • また別のユニットが最適射程を遮った場合も射撃をやめ、味方への加害を避けようとする。

応用戦闘:強制射撃
  • ユニット(複数可)を選択した状態で任意の位置を0.5秒のあいだ左クリック、もしくは [F] キーで強制射撃モードになり、最大射程の範囲で火力を届かせることができる。
  • マウスを押し続けたまま動かすことで射線を制御できる。
  • また移動を指示した後に前述の動作を行うと、動きながら強制射撃ができる。
  • 強制射撃は移動目標を狙撃したり、制圧射撃に役立つ。
チュートリアルのこのステップではオレンジ色のガスタンクを破壊することを求められます。


応用戦闘:射撃停止
ユニットを移動させるか [X] で現在の命令を中断する。


応用戦闘:設置型アイテム
  1. [TACTICAL] (画面右上)を押し、ユニットのステータスやインベントリ表示を展開。
  2. 設置型アイテムのある装備スロットをクリック、 [DEPLOY ITEM] を選択する。
  3. グレネードの場合ユニットを左ドラッグで投げる方向と強さを指定。その場に設置するアイテムの場合は方向のみ決める。
  4. ドラッグを開始してから設置を中止したくなった場合、装備スロットに表示されている [CANCEL DEPLOY] 上でマウスボタンを離す。ドラッグを開始していない段階なら単純に [CANCEL DEPLOY] を押す。

基本戦術:消費型アイテム
設置型アイテム同様、 [TACTICAL] 表示を通じて装備スロットをクリック、 [CONSUME ITEM] を選択する。
このステップではStrainの汚染物質が散布され、ユニットが感染状態になります。テーブル上のDecon Pills(除染剤)で対処します。

装備管理
  • 装備スロットを選択し [DROP] で地面に置く。
  • また別スロットの [SWAP ITEM] をクリックすることでそこへ移動できる。
ショットガンを装備するように指示されます。たとえばこのチュートリアルで扱われる隊員Jakalは武器スロット上限が [Large] であり、 [XL] 武器は使えません。所持スロットは [XL] サイズがあるので、持ち運ぶことは可能です。アイテム量に応じて移動速度が低下します。

情報パネル
[i](画面右上)で以下の詳細情報が [TACTICAL] の諸情報に対応して上書き表示される。
  • 装備を含んだユニットの合計価値
  • 心理特性(後述)
  • 所持しているアイテムの詳細説明

マイルズ教官
「よし、指揮訓練の基礎をクリアしたな。お前のチームを編成する頃合いだろう。二番目の分隊員は…俺からの進呈だ。奴はVine。Defenderクラスの兵士だ。全ての兵科とクラスには異なる特性がある。ヘルスとダメージ耐性、素早さと反射、敵の視認範囲、特殊能力。また兵士は経験を得てランクが上昇していく。1.タフで我慢強くなる。2.荷重による影響が減り運動性が増す。3.殺しに磨きがかかる。」
成長はCryopod(後述)に隊員を凍結した際にLVLという表記で明示されます。DMG(攻撃力)、RES(耐性)、END(対荷重)それぞれが独立して伸び、自動的にステータスに反映される模様です。

複数ユニットの管理
  • ユニット選択:任意のユニットをクリック・もしくは顔画像をクリック・もしくは対応する [1][5] キー。
  • ユニット位置にカメラ移動:顔画像をダブルクリック・もしくは対応する [1][5] キーを二度素早く押す。
  • カメラ視界内の全ユニット選択:任意のユニットをダブルクリック・もしくは何もない場所を左ドラッグして範囲選択・もしくは [~][`][@] キー。(英語圏との互換性の関係から、キーボードによって対応するキーが違う模様です)

複数ユニットの並列移動
  • 複数ユニットを素早くドラッグ。
  • もしくは目的地を右クリック長押しで破線の○が表示され、ユニットが現在の位置関係を保持したまま移動する。
厳密に言うと前者は「ドラッグの速度に応じて合流地点が変わる移動方法」で、後者と挙動が異なります。また後者の方法は時間停止中に効かない可能性があります。ポーズ解除もしくは遅延状態でいいので時間を動かして試してみて下さい。


複数ユニットの合流移動
  • ユニットをゆっくりドラッグ。
  • もしくは目的地を右クリック。

マイルズ教官
「そろそろ、またさよならを言わなきゃな。*笑顔* お前を指揮ネット上に組み込んでおくよ。後はパイロットが引き継いでくれるだろう。幸運を祈る。」

あなた
「我々全てに幸運を。*敬礼*
チュートリアル - ヘリベース
ヘリベースパイロット
「こちらラトル826。着陸態勢クリア。指揮官、そちらの現在位置の南、ヘリパッドに向かって下さい。そこでお会いしましょう。」

あなた
「了解。陸戦チーム移動開始。以上。」

Liu大尉
「お気をつけ下さい、指揮官!専属パイロット、Liu大尉です。これからあなたが第826ヘリベース分遣隊の指揮官となります。クルー共々、お噂は聞き及んでいます。あなたの元で任に就けて光栄です。」

あなた
「ありがとう、大尉。その気持ちはお互い様だ。さあ始めよう。」

Liu大尉
「内部を点検してみてください。これが我々の第二の家です。ヘリベースMk2は長距離輸送ガンシップです。陸戦チーム用の保管ロッカー、後尾には非常用除染シャワーが備わっています。後でご覧になるといいでしょう。この戦役における我々の任務は、以下の通りです。"陸戦強襲チームを用い、対Strainヘリ降下作戦を遂行する。必要であれば近接航空支援を提供せよ"」

あなた
「近接航空支援?こいつはどんな武装をしてるんだ?」

Liu大尉
「12.5mmミニガン、35mm機関砲、そして可変拡散焼夷弾です。」

ヘリ外部と内部のカメラ切り替え
  • [HELIBASE INTERIOR] (画面左上)をクリックするとヘリ内部に視点が切り替わる。
  • [GROUND VIEW] をクリックすると外部の空撮視点に切り替わる。
  • もしくは [TAB] キーで両者をスイッチできる。


ヘリ武装の使用
  • [WPNS ACTIVE] (画面左下)に切り替え、武装を選択する。
  • 降下同様、武装も飛行禁止区域、屋根、地形などの障害で妨げられ、照準が×の地点には射撃できない。
  • 右クリックをホールドして照準を動かし、そのまま左クリックで容易に狙いがつけられる。
チュートリアルでは着陸パッドにあるダミーを撃つよう言われます。何であれ全ての12.5mm弾を使い切るとこのステップは終了です。

ヘリベースドッキング
  1. 武装モードを [WPNS STOWED] に切り替え、 [HELIBASE DOCK] (画面左下)か [CTRL] キーでドッキングインジケータが表示される。
  2. ○にBOARDING OK(あるいはBLOCKED)とあるのが隊員をヘリに搭乗させるための、△にDROP OK(あるいはBLOCKED)とあるのが隊員を降ろすためのポジション。それぞれヘリベースの内部構造に対応しており、赤い状態のポジションはドッキングしても使用不可。カメラをパンおよび回転させ、ドッキング位置を決める。
  3. インジケータ中央の [DOCK] を押す。

Liu大尉
「搭乗ポイントの一箇所がそのまま除染シャワーに通じているのに気づかれましたか?これが生死に関わるんです…本当に。」

戦域からの離脱
ヘリ内部にカメラを切り替え、 [LEAVE MISSION SITE] (画面左下)を押す。もう一度赤い [RETURN TO BASE!] で承認すると現在のエリアを離脱、ミッションを終了する。

マイルズ教官と別れ、“ザ・ウォール”駐屯地を後にします。本来このボタンは本拠地である第826前哨基地に直接帰還する機能ですが、チュートリアルでは道すがら幾つかのミッションに遭遇します。

原則として基地のような"平和寄りな"エリアはいつでも離脱可能ですが、既に味方が交戦しているようなエリアでは特定目的を成功/失敗させないと中途離脱できない場合があります。どちらにしても本作ではどのミッションも何度でもやり直せるため、終了時における目的達成において取り返しがつかないものは無いようです。
チュートリアル - 実戦
Liu大尉
「指揮官、命令通信を受領しました。失敗した機密作戦の後処理として、孤立した医療チームメンバーと情報端末を回収せよとのことです。」

あなた
「そこにいる君!状況を知らせてくれ。」

Toof
「畜生…なんでそんなところに入った…。*すすり泣き*…状況は安定しています。しかし、檻の中にある端末を取り戻さないと…Nancyがそいつを離してくれなくて。」

あなた
「了解。他の皆は?」

Toof
「主任研究員が檻のStabberに近づきすぎて感染したんです。彼女に続いて、基地警備員が…。檻の中にいるのは、みんな…私の友人でした…。」

あなた
「…残念だ。端末を回収する。」

Liu大尉
「陸戦チームを降ろすためにドックしましょう。ちょっとしたテクニックです:ドッキングインジケータのヘリ後部にある"ITEM RETRIEVAL ZONE"と書かれた位置から、地面に落ちているアイテムを直接ヘリベースのロッカー内に収納できます。」
Stabber(突き刺すもの)はStrain変異体の種類名です。

基本戦闘:士気管理
敵を倒すとユニットに緑のゲージが溜まっていく。これはPositivity(陽性)と呼称され、フルになるとユニットの特殊能力が発動する。[i] でそれぞれの隊員が持つPositivity効果の詳細が見られる。また紫のNegativity(陰性)ゲージは以下のような条件で上昇し、(多くは危険な)効果を引き起こす。
  • 負傷。
  • 味方の死亡を目撃。
  • 自身の感染、もしくは感染した味方が近くにいる。
このようにチュートリアルで説明されますが、実は序盤に見かける兵科で緑ゲージを使用するメンバーはあまりいないため、少々混乱の元になっています。緑ゲージが関係ない兵科の場合、Positivityは効果範囲などの条件下で常時発動状態です。とりあえず緑ゲージを意識する必要があるのは、COMBAT ENGINEER系(つまり一番目のJackalと二番目のVine)のみになります。

どちらのゲージも他に様々な要因で上昇します。また緑でも紫でもない、異なる形の特性を持った兵科もあります。

ヘリ武装の弾薬補充
カメラを [HELIBASE INTERIOR] にして、 [WPN BAY] (画面左下)からメニューを展開。それぞれの武装を押す、もしくは押し続けることで弾薬が補充できる。
このミッションで弾薬は無料です。目標を達成したら再び [LEAVE MISSION SITE] で移動開始し、第826前哨基地に向かいます。


Liu大尉
「指揮官、デブリーフィングに割り込ませてもらいます。 [GROUND VIEW] に切り替えてください…問題発生です。」

感染したヘリクルー
「Lee曹長…本当にすみません…。やつら、潜り込んでて…SearとIchiは、もう…。助けられなかっ…た…。」

Lee曹長
「なぜ機内で除染しなかったの!?あなた、この基地を汚染しようとしてるのよ!」

感染したヘリクルー
「俺…。…やつが彼の中から飛び出て…速すぎたんです…。」

Nooms
「マム、時間がありません!変異しはじめてます!」

Lee曹長
「目を背けていなさい、我が同胞。」

Lee曹長
「こんなところを見せて悪かったわね。私はLee曹長、第826前哨基地指揮官。今度はマシなヘリチームを送ってくれたんだと信じるわ。今あなたが目にしたのが前任のヘリチーム。ミッション中、不注意で感染してしまった。私達は感染者を発見次第、処理するよう命じられている。」

あなた
「…。」

Lee曹長
「あなたの第826ヘリベース分遣隊指揮官任命書を読み上げるわ。1)Strainを処理し、より多くの戦況へアクセスを得ること。2)Strainへの攻勢を持続せよ。…でなければ奴らは我々の領域に侵入してくる。この基地のようにね。3)貴官が自身の価値を証明した際には、本戦域におけるStrain心臓部攻略作戦に参加を許可される。4)基地の全人員が死亡した場合、当該地域へ軌道上から核攻撃が行われる。…そしてゲームオーバー。他にやりようがないものね。」

あなた
「…そうだな。」

Lee曹長
「待って。任務で発つ前に、前任ヘリクルーの遺体袋の処理を手伝って欲しい。」

あなた
「墓掘りの下請けか。」

Lee曹長
「"死"は、クローンにとって終わりではない。あなたの隊員が死亡した場合、指揮下にある兵に命じ死体をCryobag(冷凍バッグ)に入れることができる。このCryobagは持ち運べ、ユニットの [TACTICAL] 画面から [REVIVED] (蘇生)することができるようになる。CryovatかAPCの配備が存在する状況なら常に、遺体袋に入ったユニットを蘇らせられる。しかも、彼らの経験を全て引き継いで。蘇生された隊員は、稼働中のCryovatのすぐ側に現れる。」

あなた
「分かった、分かった。なら遺体袋を拾って、彼らを叩き起こしてみよう。」

Lee曹長
「蘇生してあなたのチームに編入したいなら、お好きに。売却して©に変えても構わない。基地に不要な装備も転がってるわ。もし戦闘で兵を失ったら、Cyrovatからクローンをいくらでも補充できる。」

あなた
「了解。死体を見てくるよ。」

Lee曹長
「指導内容をもう一度聞きたい?もっと詳しく知りたい?なら私の手にでも訊いてなさい。それが嫌なら、あっちで相談してみたら?じゃ、そろそろ消えてくれる?」
ヘリパッドにある情報ターミナル、およびあなたのヘリベースパイロット達が画像で示されます。実際、チュートリアルに収まりきれないゲーム情報はそこで説明されます。

なお、彼女の言うtalk to my handとは「私はもう話したくないから、この黙れというジェスチャーに対して勝手に喋っていろ」というかなりキツい言い回しですね。

あなた
「…了解。」

Liu大尉
*身震い*…まったく…いやいや…。カメラを [HELIBASE INTERIOR] に切り替えてみてください。ミッション選択をご説明します。発つ前にこの基地を見て回るお時間も作れますよ。」

オペレーションマップ
  1. カメラを [HELIBASE INTERIOR] にして [SELECT NEW MISSION] (画面左下)を押すとオペレーションマップが開く。
  2. オレンジ色で [NEW SITE] と表示されているサイトを選ぶ。概略が出るので、 [PROCEED TO BRIEFING] を押す。
  3. サイトの詳細情報画面に変わる。 [READY THE CREW] のクリックで次の行き先をここにロックし、再びヘリベース内部に戻る。
    ここまでの段階はあくまで作戦計画で、いつでも行き先の変更をしたり、基地・ヘリベースでの作業を継続可能です。
  4. [SELECT NEW MISSION] の隣に表示された [COMMENCE MISSION!] を選択し、ミッションを開始する。

Liu大尉
「あなたがボタンを押せば、即座に作戦領域へ飛行を始めます。ただ出発前に、その2つの遺体袋を蘇生させ、またヘリベースの武装を整えることを、私から強くお勧めします。」
兵科情報の翻訳(一部)
序盤すぐ出会う4兵科のみを訳しておきます。

COMBAT ENGINEER
戦闘工兵は激しい前線の労働力、および基地建設のために育成された。通常の兵士より多くの装備を運搬することができる。
  • 持ちこたえろ!:彼らはその場に踏みとどまり、敵と交戦しようとする。全てのダメージに対し50%の耐性を得る。
  • 撤退!:あまりに状況が乱れると、自らの持ち場を放棄してしまう。

MEDICAL TEAM
レベル1救急医療チームは軽量型感染低減スーツを支給される。彼らは戦闘を好まず、遮蔽物の後ろ(チームメイトの背中など)に隠れて行こうとする。
  • 治療用ライト:正面にいる者を自動的に治療する。また彼ら自身も、当然ながら。
  • 君が先だ!:医療隊員は患者を最優先するよう訓練されている。それが射線のさなかであっても。

DECON TEAM
いわゆる”イエロースーツ”達は、完全Strain耐性戦闘装備に身を包み、チームに明るい雰囲気をもたらす。そのUVX投射器は汚染を死滅させ、周囲の士気を盛り上げる。
  • 激励:除染チームは陽気な性格を備えており、付近の味方に感情面でのサポートを提供する。
  • 臆病:彼らは簡単に驚き、無我夢中で手にした武器をぶっ放す。

'ALFA' AIR CREW
航空機乗員は軍の攻撃力を倍加させる存在である。自身の火器技術は低く、さらにストレスにより不注意になってしまうにも関わらず。
  • スポッター:彼らのレーザー投射装置は付近の味方の発見能力を向上させ、ダメージを2倍にする。
  • やらかした!:重圧に曝された際、彼らは手にした武器をうっかり落としてしまう。
その他の情報
以下チュートリアルに含まれない(ゲーム中ドキュメントやフォーラムなどで分散して説明されている)操作や画面情報について幾らか付記しています。攻略要素はありませんが、ネタバレを完全にシャットアウトして遊びたい方は注意してください。

ゲーム時間のコントロール
  • [SPACE] キーで一時停止と再開を切り替えます。
  • また画面下部のPLAY SPEEDメーター各部をクリックすることで、0%・50%・75%・100%を段階的に調整可能です。


スキャナー
[TACTICAL] の左隣の [SCANNER] をクリックすると、付近のスキャン反応を表示できます。白が指揮下の隊員、緑が味方NPC、赤が敵、青がアイテム、オレンジが設置物です。


Overwatch(監視)モード
  • ユニット(複数可)を選択して [V] キーを押すと、マウスカーソルのある地点を向いて監視状態となり、緑ラインで視界が表示されます。ユニットはこの視界に入ってきた脅威を、即座に最大射程で射撃し始めます。逆にこの緑ラインの外からの接敵には非常に鈍くなります。
  • [F] 強制射撃モードと同様、移動指示をした後にOverwatchを使うと、ユニットはその地点を警戒しながら移動します。
  • Overwatchは単純にユニットに特定の方向を向かせるのにも役立ちます。たとえば一部の兵科は正面に投射するライトによって味方に特殊効果をもたらしますが、 [V] を使うとこのライトを簡単に意図した相手に当てられます。


武器の任意リロード
  • ユニット(複数可)を選択し、 [R] キーを押す。
  • もしくはユニットの武器スロットを選び、 [RELOAD WEAPON] をクリックする(この場合もリロード指示は選択したユニット全員に伝わります)。
一部の基地や街ではスロットを押すとそのアイテムを売却するモードになります。もう一度クリックしなければ売ることはありませんが、やや要注意かもしれません。

NPCの制御
  • 指揮下のユニットが充分に近づくと、一部NPCの頭上には [FOLLOW] マークが表示され、クリックすることで隊員に(可能な限り)追従させることができます。
  • 解除したい際にはもう一度クリックです。
  • エスコート任務などでは同様に静止を要請できるため、護衛対象が先走って勝手に死傷するようなことを避けられます。


屋内への入り口
一部の家屋は上空からのカメラ映像ではどこが出入り口か分からないことがあります。この場合、単に家屋の中心付近を右クリックすると、ユニットから自動的に出入り口を使った侵入ルートが引かれます。

サンドバッグ(土嚢)の使用法
サンドバッグを設置した際、よく見ると中央に赤く◇がペイントされています。ここをユニットもしくはStrainがある程度攻撃するとサンドバッグは崩れ、回収できる状態になります。つまりサンドバッグを遮蔽として長持ちさせるには、ここを射線が通らないようにユニットを配置します。(たとえば現実のように銃身をサンドバッグに乗せる形なら崩さずに撃ち続けられます)

チーム編成
陸戦チームの定員は5人で、この状態でCryovatを起動しても新たな兵科やサブクラスの購入はできません。別の人員を使いたい場合は
  • Cryopod(基本的にCryovat装置に付属している保存機能)の近くに隊員を連れて行き、 [SWAP UNIT] で冷凍状態にする。
  • 戦死等でチーム枠に空きが出る。
以上のどちらかが必要になります。Crypodの使用にコストはかからず、ユニットが装備を身につけているなら装備ごとストックされます。またどのサイトにあるものも中身を共有しているので、どこで保存するか、覚醒させるかは自由です。

装備や補給品の購入
  • 自動販売装置を [USE] すると、代金©を支払ってアイテムが装置の前に出てきます。スロットに空きがあるユニットを向かわせ、拾わなければなりません。
  • 誰かが運営している店は [SHOP] 表示となり、ここで購入したアイテムは [BUY TO LOCKER] でヘリベースのロッカーに納入してもらうか、ユニットを選択した状態なら、その空きスロットに表示される [BUY TO UNIT] をクリックすることで隊員にそのまま持たせることができます。

[TACTICAL] の各情報
  • COMBAT
    • OPTIMAL ATTACK RANGE:構えている武器の最適射程です。
    • DETECTION RANGE:隊員が脅威を視認可能な距離です。
  • AGILITY
    • AIM SPEED:目標に狙いを定める速度です。グレーのバーは隊員自身の限界で、白で表示されているのが実際に今構えている武器によるエイム速度になります。
    • MOVE SPEED:移動速度です。何らかのアイテムを持つと、多かれ少なかれ荷重によって赤く減少します。
  • HP / RESIST:ヒットポイントと、それぞれ近接攻撃・遠距離攻撃・炎・感染への耐性を示しています。
  • TRAITS / MORALE:兵科が各2つずつ備えた心理特性、特殊技術等が示されます。
  • 兵科が持つ白兵戦・射撃への補正、および現在の武器の残弾数ゲージです。
  • また各武器のステータス表示は以下のようになっています。
    • ROF:連射性能
    • RNG:射程
    • ACC:正確性
    • DAM:ダメージ
    • KNB:ノックバック

オペレーションマップの表示形式
各サイトは番号が割り振られているか、名称がついています。
  • オレンジ枠の [NEW SITE] :作戦可能で、一度も実行していない新規サイトです。
  • 赤枠:クリア・未クリアを問わず作戦を一度実行したサイトです。何度作戦を行っても構いません。
  • 灰枠:まだ作戦が許可されていないサイトです。
  • 枠上の%表示:これが付記されているサイトはRED ZONEと呼ばれ、値に応じてStrainの脅威度が増加しています。同時に報酬も上昇します。
  • 人物マーク:何らかの形でユニットを編入可能です。
  • 武器マーク:ある程度以上の武器の集積があるエリアです。


    報酬の違い
    • イエローの©は比較的簡単に稼げ、装備や人員の購入・再補充に使います。
    • ブルーの®は希少で、装備や人員のアンロックに使います。

    ゲーム進行の保存と終了
    • 画面左上の [MENU] をクリックか [ESC] キーでメニューが表示され、セーブや終了ができます。任意セーブはミッション中と敵襲撃中は使用不可なため、基本的に拠点のみになります。
    • アップデートによりこのメニューに操作説明の表示が追加されました。
    • ミッション出発直前と帰還直後がオートセーブされます。
2 Comments
Via  [author] 16 Oct, 2017 @ 12:53am 
No, thank DEVELOPERS for amazing game:-)
DiveSignal  [developer] 15 Oct, 2017 @ 8:07pm 
Holy shit... Thank you Via.. oTL