Mini Guns

Mini Guns

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MiniGuns 日本語攻略ガイド
By Shinobi Robot
MiniGunsの遊ぶ上で必要な基礎知識と簡単なテクニックを日本語で紹介している記事です。
   
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はじめに
コミカルな兵士キャラクター達によるお手軽なRTSのMiniGuns。
Steamにも進出し、せっかく日本語対応までしたのに攻略サイトが一向に立ち上がらない、もったいない!と思い、拙いながら記事を書いた次第です。

英語のまま何となくチュートリアルをクリアしてしまった、文字化けで読めなかったなどおさらいの意味を込めて基本的なポイントから紹介していきたいと思います。
また、この記事で少しでも日本人プレイヤーの助けになって継続して遊ぶ人が増えてくれれば幸いです。
基礎知識
2つの進軍速度 走行速度と移動速度
 ミニは自陣から出撃した時は走行速度でスタートダッシュをします。
このダッシュが終わるのは基本的に
  • ドラッグ&ドロップした目標位置に到達した時
  • AP箱回収のために止まった時
  • 敵を発見し、攻撃に移った時
の3つです。それ以降は歩行に変わり移動速度で進軍します。
 強力なミニの多くは、走行速度は速いが移動速度が遅い、といった特徴があるので倒せなくても低コストのミニを1体でもぶつけて攻撃させ、進軍速度を削ぐ事も大切です。

維持コスト(Upkeep)の存在
 初心者にありがちな戦術の1つに、タレット等の防衛ミニを大量に配置して鉄壁の布陣を築こうとするものがありますが、実際は悪手になりやすい難しい戦術です。それは、維持コストというステータスが関わっています。
 維持コストは、ミニがフィールドに出ている間生じるAP回復速度のペナルティです。そのため、戦場に長く存在しやすい足の遅いユニットや、タレットなどの固定配置される防衛タイプのミニは特にこの影響を受けやすく、例えば調子に乗って戦車を一度に出撃させ過ぎると、突如現れた航空戦力を迎撃するためのミニを出すためのAP回復が間に合わず、処理が遅れたりします。
タレットを乱立した結果APが毎分7ポイントまで低下している

まとめて出撃 分隊増員(Squad Up)システム
 一部のミニの特性には分隊増員というものがあります。これは、ミニを出撃させる前に、複数回クリックした分だけ一度に出撃させるミニの数を増やすことができます。

特にこの性能が高いのがコスト1の兵士で、最大7人の分隊を作ることができます。もちろん増員するミニの数だけコストも増加しますが、兵士や、バズーカ兵ミニはこのシステムを理解することで真価を発揮できるようになるので使いこなせるようになりましょう。

ミニステータスの見かた 正しい攻撃能力の理解
 ミニのステータス画面にある各能力値は、アイコンをクリックすることで更に詳細表示が出ます。
体力や速度、維持コストの数値は説明文程度ですが、武器の攻撃力についてはより細かい性能について書かれているので目を通しておきましょう。

 例えばロケット兵やスティンガーは、DPSの攻撃力がリロード速度などの都合から実際の弾一発の火力よりも少なく表示されています。戦車やヘリコプターに対して一発撃って散っていく事が多いロケット兵達ですので、瞬間火力の確認は大切です。
 また、ミニ達の攻撃処理は
  1. ミニの索敵範囲に敵が入る
  2. 武器で狙う
  3. 弾速の有る攻撃をする
という過程を経るため、狙ったミニに確実に命中するわけではなく、射線に入った他のミニや地形に当たる事や、走行速度が速いミニに弾が遅くて当たらないこと等が起こります。
 一部のミニの特性にはこの仕様に影響する特性を持っているものがいます。


カメラの視点変更
 カメラはマウススクロールで中距離斜めからのデフォルト視点、近距離でミニの動きが細く見えるシネマティック視点、ゲームをとにかく遊びやすくするためのタクティカル視点の3つに変更できます。攻撃、移動の仕様によってミニ同士の物理的な距離がかなり大事なゲームなので、実践ではタクティカル視点を使い、プレイ動画を見直す時はシネマティック・デフォルト視点で観賞するのが良いでしょう。

サドンデスの仕様
 サドンデス開始時の所持AP量は、サドンデス前にいくらたくさん持っていても、残りバンカー数に応じて2~6ポイントに減らされてしまいます。サドンデスが近づいたら、メイン基地の攻防だけではなく、破壊されそうな自陣バンカーの守備に徹したり、逆に出し惜しみせずに敵陣のバンカーだけでも落としたりする事を心がけると、その後の戦況を覆せるかもしれません。
テクニック
戦車の横を歩兵分隊ですり抜ける
 戦車系ミニに対してぶつけるのはロケット兵やバトルヘリコプターだけだと思っては居ませんか?
歩兵ミニは、戦車タイプのミニを攻撃ターゲットに含んでいませんが、一方の戦車ミニは攻撃ターゲットに歩兵タイプのミニを含んでいます。


そのため、歩兵分隊と戦車が走行速度で接触した場合、歩兵ミニ達は索敵範囲に戦車が居ても、ターゲット動作をとらないので足を止めること無く走り抜けますが、戦車ミニは、停止して1体攻撃、索敵範囲内にすり抜けていった歩兵ミニがいたらそれに向かって砲塔を旋回させて砲撃、という時間のかかる動作をします。

歩兵分隊と戦車が接敵すると・・・






歩兵は戦車を無視して走行速度で進み続ける











分隊に犠牲はでるが・・・











戦車の攻撃速度が遅いので、分隊の半分は生き残り敵基地まで到達できた。そして戦車の方は、足を止めてわざわざすり抜けていった兵士を狙おうと砲塔を旋回させる手間を掛けている



 歩兵ミニを1人ずつ送り出していては、戦車に順番に倒されていくだけで全く刃が立ちませんが、複数名の分隊ならば生き残った歩兵で敵基地を攻撃をしつつ、維持コストの重い戦車の進軍を一時的に完全に停止させることが可能なのです。
 バンカーの防衛や、相手の進軍を有利にしないために戦車を破壊していくことも大事ですが、サドンデスなどの場面ではあえて維持コストの重いミニを倒さずに進軍を抑えることで活路が見いだせることがあります。

攻撃対象の優先度を意識する
 実は各ミニには攻撃対象の優先順位が個別に設定されています。
例えば対空砲トラックやミサイル兵は、地上ミニと空中ミニが同時に索敵圏内に存在した場合、空中ミニにターゲットを変更します。
 戦車系ミニは基本的に基地が最優先目標になっており、一度基地に攻撃を始めたらターゲットを外すことはありません。よって、上記のテクニックを使うためには、戦車系ミニが基地をロックオンする前に行わないと意味が無いのです。
 一方、ヘリコプターやシュレッダー,クロコダイル戦車といったミニは基地よりも歩兵ミニを優先するのでターゲットをそらすことが可能です。
 攻撃対象の優先順位はステータス画面で明確になっておらず、バランス調整のなかで知らないうちに変化するかもしれませんが、頭の片隅に入れておくべき仕様の1つです。

コマンドー/榴弾兵のグレネードのせいでAP箱の回収が出来ない!そんな時・・・
 ゴールドランクになると解禁されるコマンドー/榴弾兵。遠方から攻撃可能なグレネードでAP箱の回収に群がる敵歩兵ミニを安全に倒して逆に奪い取ることが可能な対歩兵性能が高いミニです。
 グレネードに耐えられる重装系ミニが居なければAP箱回収では一方的に不利、タレットや、スナイパー、あるいは同じコマンドー/榴弾兵をぶつけても相打ちになって埒があかない・・・
 そんな時におすすめの対策方法が、中央に囮を先行させることです。コマンドー・榴弾兵は索敵範囲が広く設定されているので、隣のルートを歩いているミニもロックオン圏内なのです。森林エリア等の両脇のAP箱を取りに行くミニを出す前に中央ルートにミニがいる場合、コマンドーは中央ルートにグレネードを投げて使い切ってしまうので、AP箱の妨害をされなくなります。
おわりに
拙い記事ですが、ここまで目を通していただきありがとうございます。
余裕があったら加筆修正、ユニットの個別解説も書いてみたいと思います。
末筆ながら日本語ローカライズをしてくださった Riposte Gamesのスタッフに感謝いたします。
I am thankful to the staff of Riposte Games who localized Japanese. Thank you very much.