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Tiger Mask Black JK

架空オリジナルレスラー

タイガーニーナJＫのライバル出現ストーリーも、転校生、玉の輿虎マスク、と来て、ついに現れた、王道である黒の虎マスク。
黒のセーラー服と合わさり、健康的なＪＫと比べ、妙にエロチックなこの選手こそ、タイガーマスクブラックＪＫである。

まんまである。

黒髪のＪＫとは対象的な明るい茶髪は、そこは黒じゃないんだというツッコミも入るのだが、試合中チラチラ覗かれるＪＫのイチゴパンツに対し、こちらの下着はしっかり黒なのである。

タッグ戦でＪＫと数戦して以後の、リング上でのひとコマ。

黒虎「オイオイＪＫさんよぅ！？　そのイチゴ柄のパンティ、必殺技とか飛び技とか蹴り技とか、っつーかそれ以外でも、お前が持ち技する時ほぼ全部でチラッチラチラッチラ見せて、イヤラシいったらないねえ！！」

白虎「あらぁ？　あなたのパンティこそ、色は黒、食い込みは激しい、おまけに色気出したかっこうの割にニーソなんてはいてちょっと萌えすら狙ってて、スカートも少しスリットなんて入れて、もう、試合してるこっちが恥ずかしいのよね！」

黒虎「おいおいおいおい！　こっちはお前が虎マスクにセーラー服を着るなんていう明け透けなフェチスタイルが人気しちゃったから、対抗してお色気黒タイガーで行きましょうってオーナーに言われて、しょうがなく！　しょうがなーーくコノかっこうしてんだよ！！

お前のファン！？　学園生とか呼ばれてるコイツら！　（客席に指を指し）コイツらを煽り立てて、あまつさえ、ガチガチの妹系のお前ではちょっと物足りないセクシー好き層をいただいちゃいましょうとかいうクソオーナーの指示通りやってんの！！！」

白虎「おいおいおいおい！！　プロレスのリングでそういうケーフェイ的なことをサラッと言うのやめなさいよ！！　もう！！　そんなんだからKRFが他の団体から危険視されるんじゃない！！　オーナーがノリノリでリングに上ったりもしちゃうし！！」

黒虎「ばーーーか！！　ケーフェイとかもう古いんだよ！！　そもそもそれをバラしちゃった初代はあたしたちの初代とも言える佐山サトルじゃねーーか！！　時代錯誤も甚だしいんだよ！！
いまや海外団体は、ライターが誰々とか、仕組みがどーこーとか、おおやけ…」

白虎「（言葉を遮るように）うるさいうるさいうるさい！！　日本ではピュアな新規ファンとそれを優しく見守るオールドファンとで純粋にいちゃいちゃ観戦するのがプロレスなの！！　見せない正義が望まれてるの！　そのためにはモザイク的なものも必要なんだってば！！」

黒虎「日本がそんなんだから市場規模で大きく劣るってなんか小難しいプロレスオタクが言ってるぞ！！　ほんとうにお前は古めかしいな！！」

白虎「もう！！　話が脱線してるでしょ！！　で！　わたしのぴゅあパンティとあんたのえろパンティがどーしたってのよ！！」

黒虎「あーあーその話だったな！！　いいかお前！！　よーく聞け！！　そろそろタッグでお茶を濁すのは終わりだ！！　あたしはあんたのクソ軽量級ベルトになんかこれっぽっちも興味ないんだよ！！　クソオーナーがお前に泊付けるために作ったベルトなんかな！！　（ふたたびアチャー顔をするJK）

いいか！！　金輪際てめえに いちごパンツで妙な色仕掛けはさせねえ！！　次の武闘館な！！　あたしのパンティとお前のパンティを賭けて闘え！！　

【パンティ・コントラ・パンティ・マッチ】だ！！！」

絶句するＪＫほか会場

ＪＫはリングサイドのオーナーの顔を見るが、ニヤニヤ嬉しそうである。自分以下ほぼすべての選手に内緒で、ブラックとオーナーの密約でこの話を進めていたようである。

黒虎「さぁさぁ、やるの？　ＪＫさんよ」

会場はどっとパンティコールの大合唱である。本当にそんな破廉恥な試合ができるのであろうか、天下の日本武闘館で、である。

引けないＪＫは
「や！　やってやるわよ！！」

どかーーーん

会場は割れんばかりの大盛り上がり！　さぁ！！　前代未聞のＪＫマスクマン同士がマスクはそっちのけでするパンティ争奪マッチの開始である！！

（リスペクトforぱんちらファイトinバクマン）