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マッドネス・ビービー

架空オリジナルレスラー

マッドネスのふたりが各団体を転々とさまよい、そこかしこで目をつけたヤバイ奴らを仲間に引き入れる引き抜き工作は、ある意味引き抜かれた側にとっては「自分たちでは手に負えないヤバさ」を持った選手を請け負う隔離施設のような役割をしていると、かねがね評判だったりするのは二人の与り知らぬ事なのだが、それだけに、メンバーのヤバさは本当に戦慄を覚えるほどである。

このマッドネス・ビービーは、ふだんから「虫になりたい。一番はバッタ、二番はアリ、三番目はやっぱりバッタかな」とか言ってる真剣に怖い人で、「バッタになりたいんなら丁度、緑の枠が空いてる」とマッドネスに入れられた。

バッタになりたいのと本人のセンスは別問題で、さほど飛び技が得意というわけでもなく、アピールでジャンプをするなどのことも無かったりする。

ただ、コスチュームが虫に寄せられているため、マッドネス入りで覚えた毒霧が妙にリアリティ溢れていて、吹いたあと口に残る染みとか、ビジュアル的にすごいのだ。