Killing Time: Resurrected

Killing Time: Resurrected

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『Killing Time: Resurrected』悪魔大全
By SHIKI-KUI
FPSゲーム『Killing Time: Resurrected』のクリーチャー紹介です。

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ダック(Duck)
「グワッ!グワッ!グワッ!グワッ!グワッ!」

コンウェイ・エステートに出没するゾンビ化した鴨。

プレイヤーを発見すると鳴いて威嚇するが、攻撃方法は持たないため基本的には無害である。鳴き声が耳障りな場合は射殺できるが、じつは通り過ぎるだけで踏みつぶすこともできる。

コンウェイ・エステートを覆った“トトの水時計”の魔力は、可愛らしいこの生き物すらアンデッドに変えてしまった。彼らの不気味な鳴き声は今日も狩場に響き渡るのである。
ハンター(Hunter)
「人間の獲物は久しぶりだね~!」

ゾンビと化した猟師。

コンウェイ・エステートの敷地内を徘徊するハンターは、プレイヤーを発見すると所持した猟銃をこちら目がけて発砲してくる。中長距離から発射される銃弾は初速が早く避けづらいため、複数のハンターに襲われると厳しい戦いを強いられることだろう。発見次第、銃火器で倒してしまうのが一番無難な攻略法だろう。

敷地内でしばしば繁殖する野生の鴨に頭を悩ませたテス・コンウェイは、駆除要員として彼らハンターを雇用していた。“トトの水時計”の魔力によってアンデッドと化した彼らの濁った瞳に映る存在はすべてが標的となりうるのだ。
ガーデナー(Gardener)
「庭木はチョキチョキ剪定しようねぇ~!」

コンウェイ・エステートの庭園に出没するゾンビ化した庭師。

普段は敷地内を巡回しているガーデナーは、プレイヤーを発見するとゆらゆらと近づき、手にした植木バサミで切り付けてくる。攻撃そのものは単調だが、集団で現れることが多いため数で圧倒されないよう気を付けよう。

広大な敷地面積を持つコンウェイ・エステートの庭を手入れさせるため雇われた庭師たち。“トトの水時計”の魔力でアンデッドと化し、発狂した状態の彼らにとって庭木と人間も刈れる対象としては代わりがないのかもしれない。
トゥーヘッド・ドッグ(Two Headed Dog)
「タリホー!」

コンウェイ・エステートの敷地内をうろつく狂暴な猟犬。

2頭の犬が融合したような姿のトゥーヘッド・ドッグは、プレイヤーを見つけると俊敏な動作で接近し、強力な嚙みつき攻撃を行ってくる。攻撃アルゴリズムは単調だが、動作が俊敏かつ的が小さいため、しばしば翻弄されることになる。冷静な攻撃を心がけよう。

ハンターたちの良き友として犬舎で飼われていた猟犬たち。“トトの水時計”の影響によって醜悪な姿に変えられた彼らはまさしく地獄の猟犬とも言える存在だろう。
ワスプ(Wasp)
「ブブブブブブ・・・」

巨大化したスズメバチ。

普段は空中をただよっているワスプだが、プレイヤーを視認すると急降下し、鋭い毒針で刺す攻撃を行ってくる。単体では大した脅威にならないワスプだが、群れで登場することが多いため、気を抜くと手痛い打撃を受けることになる。

“トトの水時計”の魔力はワスプたちの本来持つ狂暴性を増幅させ、縄張りに侵入した者を無差別に狙う危険な存在に変えてしまった。
ギャングスター(Gangster)
「蜂の巣になりたいのかい。俺みたいに?」

ゾンビと化したギャング。

禁酒法時代のギャングの装いをした彼らは、所持したトミーガン(トンプソン短機関銃)をプレイヤーに向けて乱射してくる。トミーガンから放たれる1発の威力は大したことないが、連続ダメージを受けがちなこと、群れで出現することが多いことなど、彼らギャングスターが脅威であることには変わりがない。

密輸業者ダンカン・デブリースは、平和だったコンウェイ・エステートを密造酒ギャングの根城に変えてしまった。自分たちの縄張りを侵害する者に対し、彼らアンデッドのギャングは決して容赦はしないだろう。
サッグ(Thug)
「うん、コイツもバラして運べばいいんだね?」

ゾンビと化した湾岸労働者。

屈強な体躯をしたサッグは悠然とプレイヤーまで歩み寄ると、その丸太のような腕で殴りつける攻撃を仕掛けてくる。サッグが脅威となる点はその耐久性であり、彼らを完全停止させるためには多くの攻撃が必要となる。サッグが他のクリーチャーを伴って現れると脅威が増すため、アウトレンジから的確な射撃をして仕留めていこう。

密造酒の根城と化したコンウェイ・エステートでの荷役に従事していた彼らサッグたち。“トトの水時計”によってアンデッドとなっても、その強靭さは衰えていないようだ。
フライング・ヘッド(Flying Head)
「確かに見たんだよ。生首が空を飛んでいるのを…」

コンウェイ・エステートに出没するゴースト。

真っ赤な生首のような不気味なフライング・ヘッドは、普段は空中を浮遊しているが、プレイヤーを発見すると不気味なうなり声とともに突進し、赤い物体を吐きつけて攻撃してくる。フライング・ヘッドの耐久力は大したことないが、攻撃スピードが素早いこと、様々な方向から攻撃してくることなど、脅威であることには変わりがない。

アジアの怪談を思わせる不気味なこのクリーチャーは、おそらく“トトの水時計”の魔力によって召喚された存在なのかもしれない。
クラウン(Clown)
「こっちへおいでよ。みんなフワフワ浮かんでるよ~」

ゾンビと化した道化師。

この子供に嫌われそうな道化師は、普段はおどけた声を出してふざけているが、プレイヤーを視認すると音もなく近づき首を絞める攻撃を行ってくる。クラウンの攻撃を受けると、一時的に麻痺状態になり、彼を倒すまでその効果は続いてしまう。速やかに攻撃を加えて、この道化師の魔の手から逃れられるようにしよう。

“トトの水時計”のデモンストレーションのため、テス・コンウェイは余興の芸人を邸内に配置していた。水時計の魔力でゾンビになった彼らの“キリングジョーク”は今も健在のようだ。
シェフ(Chef)
「新鮮な肉だぁぁぁ!」

ゾンビと化した料理人。

でっぷりした肥満体のシェフは、プレイヤーを見つけると身体に突き刺さった調理用ナイフを投擲して攻撃してくる。この投擲攻撃が意外とハイペースなため、近づくとナイフの連続ダメージを受けてしまうため注意が必要だ。動きはゆっくりなので、アウトレンジからの攻撃で仕留めるようにしよう。

かつて、コンウェイ・エステートでは彼ら料理人たちが、自慢の腕を振るって主人やゲスト達をもてなしていた。自分自身が死んだ肉のようになっても、料理人たちの創作意欲は衰えていないようだ。
メイド(Maid)
「お部屋はきれいにお使いください。さもないと…」

ゴーストに憑依されたメイド。

コンウェイ・エステート客間を巡回するメイドは、プレイヤーを見つけると「ハウスキーピング」と呟きながら接近し素早いパンチ攻撃を繰り出してくる。このパンチは攻撃速度が素早いため、メイドを即座に倒すか距離を取らなければ、大きなダメージを受けてしまうため注意が必要だ。

広大な部屋数を誇るコンウェイ・エステートの維持のため雇われていた使用人たち。死せる存在となった後も忠実に職務を果たす彼女たちにとって、敷地に侵入した存在は何であれ排除すべき異物でしかないのだ。
ディアボリック・メイド(Diabolic Maid)
「悪魔の名にかけて、部屋を汚すことは許されません」

悪魔に憑依されたメイド。

基本アルゴリズムは前掲のメイドと同じだが、素早い動作で忍び寄ってくるため気を付けるようにしよう。
ローチ(Roach)
「キチキチキチキチ・・・」

二足歩行する甲虫のようなクリーチャー。

普段はコンウェイ・エステート内をうろつくローチだが、プレイヤーを発見すると捕食のため口から赤い粘液を吐きかけて攻撃してくる。弱々しい見た目に反して耐久力が高いため、アウトレンジから安全に攻撃するよう心がけよう。

“トトの水時計”の魔力は敷地内のゴキブリに急激な進化をもたらし、危険な捕食者へと変化させてしまった。

スペクター(Specter)
「あなたが諦めるまで、アイツはつきまとう…」

魂を奪い取るゴースト。

フワフワと空中を漂うスペクターは、プレイヤーを発見すると不気味なうなり声を上げながら接近し、その鋭い爪でひっかく攻撃を行ってくる。幽霊であるスペクターは地表から高所まで縦横無尽に移動できるため、この存在から逃げ延びるのは至難の業だろう。接近される前に射撃等で仕留めれば、大した脅威にはならないはずだ。

恐ろしい外見をしたスペクターは、“トトの水時計”によって召喚されたゴーストの一種であり、霊廟や洞窟、墓場といった陰鬱な場所で犠牲者を狙おうと待ち構えている。
スカラベ(Scarab)
「エジプトでは縁起物らしいけど、有害なクソムシには変わりない」

巨大なフンコロガシのクリーチャー。

耳障りな羽音で空を飛ぶスカラベは、プレイヤー目がけて危険な体当たり攻撃を行ってくる。動作が俊敏なため攻撃が命中しづらいため、引き寄せてから撃ち落とすのが堅実な手だろう。

古代エジプトにおいて神の化身と崇められたスカラベ。“トトの水時計”の魔力によって召喚されたこの甲虫は、彼らの崇拝する神に逆らう不信心者を滅ぼすため、コンウェイ・エステートの至る所に放たれている。
プロヒビショニスト(Prohibitionist)
「飲酒は神に逆らう行為です。私が罰を下します!」

ゴーストに憑依されたアルコール反対論者。

保守的な装いをしたプロヒビショニストは、プレイヤーを見つけると「オーマイガー!」と絶叫しながら酒瓶をこちら目がけて投擲してくる。酒瓶は避けることが容易だが、攻撃ペースが速いため複数のプロヒビショニストが登場すると厳しい戦いを強いられることになる。エリアを動き回りながら、着実に仕留めるようにしよう。

プロヒビショニストは悪名高い禁酒法(1920~1933)の熱烈な支持者であり、プロテスタント系の厳格な婦人会が中心となって活動を行った。当初は緩やかな禁酒論者だった彼らの活動は過激化し、キャリー・ネイション(1846~1911)のような暴力的な活動家を生み出すこととなった(そのプロヒビショニスト達がどうしてコンウェイ・エステートをうろついているのか、因果関係は不明)
バット(Bat)
「ずいぶん、デカいコウモリだなぁ…」

巨大化したコウモリ。

普段は暗い場所に潜むバットは、プレイヤーを発見すると接近して嚙みつき攻撃を行ってくる。標的が小さく狙いづらい、群れを成して登場する、などたかがコウモリと侮れない存在となっている。

“トトの水時計”の魔力によって狂暴化したコウモリたちは、今日もコンウェイ・エステートの闇の中で犠牲者たちを待ち続けている。
クラウド・デーモン(Cloud demon)
「誓ってもいいが、あの煙は人の顔に見えるんだよな…」

煙に擬態した悪魔。

一見すると煙にしか見えないクラウド・デーモンは、プレイヤーを見つけると音もなく忍び寄り、強力な電撃を浴びせてくる。姿が透明なため視認しづらいが、攻撃の瞬間のみ本性を表すためそこを狙って攻撃を加えるようにしよう。

暗い場所に潜み犠牲者を狙うクラウド・デーモン。おそらく彼らも“トトの水時計”によって召喚された悪魔の一種なのだろう。
スケルトン(Skeleton)
「カシャカシャ…カシャ」

生命を与えられた骸骨のクリーチャー。

骨格模型のようなスケルトンたちは普段は大人しいが、プレイヤーを見つけると一斉に動き出し手から火球を投げつける攻撃を行ってくる。弱々しい見た目に反して耐久性が高いこと、群れで現れる傾向が多いことから、決して侮ってはならない存在となっている。

“トトの水時計”の魔力によって復活を遂げたスケルトンたちは、墓場や霊廟など死を連想させる場所に潜むことが多い。
クロウラー(Crawler)
「うーん、まるで肥溜めのような臭いだ!」

コンウェイ・エステート下水道に生息する巨大な粘液状の怪物。

ゲップのような不快な音を立てながらのたうつクロウラーは、プレイヤーを発見すると転がりながら接近し光弾を放って攻撃してくる。視界の限定される下水道におけるクロウラーとの戦闘は厳しいものだが、一体ずつ着実に倒していけば優位に立つことは可能だろう。

“トトの水時計”の魔力によって誕生した汚物の塊のようなクロウラー。下水道の暗闇のなかで、彼らは今日も獲物を待ち続けている。
アヌビス(Anubis)
「お前の魂を冥府へ連れて行こう。しかるべき裁きを受けるがいい」

エジプト神話に登場する冥界の神。

ジャッカルを模した仮面であるアヌビスは、普段は定位置から動かないが、プレイヤーを発見すると口から火炎を吐きかける攻撃を行ってくる。アルゴリズムは前掲のフライング・ヘッドと同じなので、同様の対処で攻略するようにしよう。

“トトの水時計”によって召喚されたアヌビスは、人間の魂を冥界に送るためコンウェイ・エステートを巡回し続けている。
アバター・オブ・セト(Avatar of Seth)
「貴様の魂は私のものだ、人間よ」

暗黒神セトに憑依されたダンカン・デブリース。

コンウェイ・エステート屋根裏にある秘密の神殿に安置された“トトの水時計”にプレイヤーが近づくと、水時計を守護するアバター・オブ・セトが出現し襲い掛かってくる。攻撃方法は手から強力な電撃を放つものと、手にした錫杖による殴打となっており、いずれも強力なダメージを受けることになる。また、アバター・オブ・セトは不死であり、一定量のダメージを与えると退散するが、時間が経過するとエリア内に出現する。

プレイヤーのあらゆる攻撃を無効化するアバター・オブ・セトを倒すためには、彼の力の根源である“トトの水時計”を破壊しなければならないが、水時計本体はコンウェイ・エステートの至る所(器によって封印された扉の中)に配置された“偽の水時計”の力によって守られている。神出鬼没のアバター・オブ・セトの追跡を回避しながら、コンウェイ・エステートのエリアを探索する厳しい戦いが予想されるが、すべての偽の水時計を破壊し、神殿の本体を破壊するとアバター・オブ・セトを撃破することができる(カットシーン内)

館の女主人であるテス・コンウェイと恋仲だった密輸業者ダンカン・デブリースだったが、実は自分がテスの退屈しのぎの相手に過ぎなかったことを知り、テスを短剣で刺してしまう。瀕死のテスはエジプトの秘術を用いて、ダンカンが暗黒神セトに永遠に呪われるよう願う。果たして、テスの願いは成就し、ダンカンは死ぬことができない哀れな存在としてコンウェイ・エステートをさまようことになる。
トトの水時計(The Water clock of Thoth)
「その時、人々は死を求めても与えられず、死にたいと願っても、死は逃げて行くのである(ヨハネの黙示録 9:6-15)」

エジプト神話の時を司る神トトの水時計。

コンウェイ・エステートで起きた惨劇の元凶である水時計は、館の屋根裏に作られた神殿に安置されている。前掲のアバター・オブ・セトがこの水時計を守護しており、本体を破壊することで水時計はその力を失うことになる。

持ち主に永遠の生命を与えるとされる“トトの水時計”だが、このアーティファクトが与えた恩恵はコンウェイ・エステート全域の存在をゾンビや幽霊といったアンデッドに変貌させるものだった。この力が儀式の失敗による誤作動なのか、それとも水時計本来の能力なのかは最後まで分からずじまいとなった。
テス・コンウェイ(Tess Conway)
「私が統べるこの島で暮らすことを許しましょう。永遠に…」

女神イシスとして復活を果たしたテス・コンウェイ。本作の最終ボス。

“トトの水時計”を破壊すると挿入されるカットシーンの後、プレイヤーは女神として復活したテス・コンウェイと戦うことになる。テスの攻撃方法は光弾を放つものと、フライング・ヘッドを召喚するというもので、テス単体との戦闘に集中していると、いつの間にか無数に増殖したフライング・ヘッドに包囲されてしまうため、召喚された怪物を倒しながらテスを攻撃するバランスの取れた戦い方を行おう。最終ボスのため耐久力は非常に高いテスだが、攻撃を避けながら高威力の武器を用いれば倒すことができるので、辛抱強く戦うようにしよう。

「コンウェイ・エステート全域に散らばってしまった自分の肉体が入った“器”を集めて欲しい」そうプレイヤーに助けを求めるテスの亡霊だったが、彼女の狙いはかつてエジプト神話のオシリスがそうだったように、バラバラにされた遺体を再生して神として復活を遂げることだった。

“器”が集まり、邪魔者だったダンカン=暗黒神セトが排除されたことで、女神イシスとなったテスはコンウェイ・エステートを生者が住むことの許されぬ冥界へと変え、これまでの働きへの褒美としてプレイヤーも住人に加えようとする。