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Posted: 13 May, 2024 @ 2:04pm
Updated: 15 May, 2024 @ 5:55am

うさぎは寂しくなくても何度も○ぬ
MMORPGはあまりやらない人です。

関係無いと言われるかもしれませんが、ゲームジャンルにされてしまった「弾幕系」、これって敵弾の数ではなく、どうも弾数少なくても複数の敵弾の間に入ることも指しているらしいですね。
私はSTG(昨今で言うFPSタイプのではなく、"2D縦シューや横シュー等と呼ばれる方)をやり込んでる故か違和感があったので手を出してみました。

以下、その手のジャンルから見た個人の感想です。
(ちなみに難易度ハードクリアまで。隠しキャラ等は大体解除済み。)

・弾幕系よりは弾壁系ギミックの情報を読み取る全方向アクション
このゲームはボスラッシュ構成の戦闘になっています。敵の攻撃をかわし、撃破するのが目的となります。
もちろん中には敵弾の間を避ける場面もありますが、どちらかというと予兆レーザーや円状爆発等の発生を覚えて回避しながら攻撃していくのがメインになります。
さらに敵の攻撃にはノックバック(予兆後一定距離吹き飛ばし)や、乱気流(一定距離を飛んで移動するので小回りが利かない)など操作に影響するのもあります。
これらの組み合わせでややこしくなってくるので、大体は難易度をキュート(一番簡単)かノーマルでまずやっていくことになります。
またハードもありますが、難易度の上がり幅が極端で上記の複合攻撃が3~4以上あることがザラなので覚悟した方がいいです。
その上のルナという更に攻撃追加、変更がある玄人向け難易度がとある条件で出現します。

・4つのスキルを使いこなすうさぎキャラメイキング
初期状態で5種類存在するキャラは必ず4つのスキルで構成されており、攻撃メインとなるプライマリ、サブのセカンダリ、強攻撃が主のスペシャル、そして必ず使用時無敵状態+追加効果があるディフェンスがあります。
キャラによっては主に使うメインスキルは異なったりしてて、セカンダリを使用して他スキルの火力を上げたり(魔法使い、大剣、踊り子)、ディフェンス→スペシャルで大ダメージを狙ったり(アサシン)、設置メイン(ドルイド)と様々あります。
ゲーム進行がボスラッシュの中、決められているアイテム箱を壊して中のアイテムを装備したり、買い物でキャラ強化させる場合があり、その際にスキル仕様構成が変わったりするのでやりながら覚える形になります。
他にもゲーム内では書いてないですが、各キャラの初期移動速度も違う点も注意が必要です。ゲーム内容が攻撃避けメインでもあるため遅いキャラだと若干不利になる場合もあります。(初期だと大剣が一番遅く、アサシンや踊り子が速め)

・毎回違う敵構成、アイテム、買い物があるゲーム進行
ゲーム進行の内容は最初から出てくる敵が何種類かいて、さらに攻撃パターンが2種類あったりします。ちなみにボスクラスは攻撃順番は決まってるようです。
時折決まったところで出てくるアイテムも、何種類かがランダムで出てその中から1つ選択する場面がありますし、買い物も強化系列は毎回ランダムで出てきます。
注意したいのはこのゲーム、ランダムで出てくるってことは当然何回もゲーム序盤をやる羽目になるので最初辺りが作業ゲーになりがちで、後半がやりたいのに最初がダルくなるのはこのテのゲームでは仕方がないかもしれません。なにせ敵単体と戦うモードとかが無いので。

・最大4人のオンラインプレイ対応
このゲームはオンラインに対応しており、最大4人までオンラインマルチプレイができます。フレンド固定や野良パーティもできます。
ただしこれも、ゲーム内ではソロプレイと訳が違ってて、
敵攻撃に別プレイヤー関連の攻撃(お互いをくっつけたり離したり等)がある
アイテムの取り合いがある
特に気をつけたいのは敵攻撃で、お互い位置取りを合わせるため気を使わなければいけません。簡単なのならまだしも、円状爆発や直線レーザー(自キャラは当たらない)が混ざると他プレイヤーの阻害になってしまい迷惑被ることになります。くれぐれも野良パーティでやる際はご注意ください。まぁ気の合う人同士でやるのをおすすめします。

・その他気をつける箇所など
戦闘中に「円に入れ!」や「動くな!」の表示が重なって見えなくなるとか、回転レーザーの回転方向が分かりづらい等、ちょっと甘い気がします。
またオンラインでも、入ってはいけない範囲攻撃と合わせると更に視認性悪いため、見づらい情報を読まなければなりません。


...
とにかくムズくなるとカオスな位置取り覚えゲーで、攻撃は作業ゲー、移動が忙しい上オンラインは全員の気が合わないと喧嘩になること請け合い。成長タイプのゲームの宿命で最初がこじれると後半グダグダになるのはお約束。
加えてアイテム等がランダムで、さらに難易度次第で敵との戦闘はタイムオーバー(時間経つと無敵で避けられない必中の攻撃でゲームオーバー)すらあるので、合わない人は合わないかもしれません。
しかしグラフィック、特にBGMとの世界観マッチは素晴らしいものがあるのでそれだけでも良いなら難易度易しめでも楽しめると思います。もちろんマニア向けも何度もやってクリアした時の感動はなかなか味わえないものがあり、特にハード(人によってはノーマル含む)以降の戦闘は緊張だらけで退屈しない点が気に入ってます。
まずこのゲームはDemo版があるので、そこから見ていっても良いかと思います。(若干内容は違えどベースは同じ)

まったりな方も、ゲームオーバーになって何度でもよみがえって戦うマゾな方も、ひとつ屋根の下からお月さま登頂までぜひどうぞ。
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