A-Train PC Classic

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さようならお化け煙突
   
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Language: Japanese
Type: scenario
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2.716 MB
15 Feb, 2021 @ 12:07pm
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さようならお化け煙突

Description
街が地域の産業中枢としてにぎわった時代も、今やひと昔。
すっかり古い建物の増えてしまった市街を中興し、新しい時代を乗り
越える力を手に入れましょう。

=目標
一年経過時 工業比率80%以上
二年経過時 工業比率60%以上
十年以内  株式時価総額4000億円
十年以内  人口八万人
十年以内  工業比率40%以下

以下諸設定
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=地域
・船座(せんざ)
龍浪平野の沿岸に古くから商工業が栄えた地域。古くは廻船町、材木町、船座町の三町があった。明治に至って産業の近代化に伴い市街地が拡大し、各町の縁がくっついて一つの市街となって今の船座の領域を形成した。現在の船座には同地域の重工業のほとんどが集中し、特に船座造船所は巨大。しかしながら工業の海外転出に伴って工業団地は次第に活気を失い、再開発の声が高まっている。

・龍浪(たつなみ)
主に龍波川中流域の河畔に発達した平野部を指す。近隣地域の経済中枢として都心部が形成され、地域企業の事務所や商業施設の多く集中している。しかしながら、つい最近に隣接地域の央扇平が開発されたために多くの事務所がそちらへ転出して空きビルが目立つ。市街自体もだいぶ古いこともあって、再開発の声が高まっている。

・本龍浪(もとたつなみ)
江戸のころは、龍浪といえばこちらを指した。龍浪平野の西部の台地に拓かれた市街地で、千龍街道の宿場のひとつ。古くは地域の商業中枢であったが、近代になって都市が拡大すると、やがて山を背負う本龍浪地域では市域が足りなくなり、市街が現在の龍浪方面へ広がっていくにつれて、商業中枢としての役割は徐々に失われていった。防災の観点から、役場は今なお本龍浪に地所を置いている。

・龍寄(たつき)
龍寄山の南部地域。広大な白砂の海岸が特徴で、名勝。龍寄山から温泉が湧出しており、それを目的とした温泉街や、富裕層の別荘地が拓かれている。近年、東部の洲浜地域が大規模な高層住宅街として拓かれ、龍浪都心へのアクセスの良さが売りとなって人気の住宅街となっている。傷を負った天龍が麓の温泉に立ち寄って療養し、その傷を癒したという昔話が地名の由来。

・龍浪千軒(たつなみせんげん)
古くは砂鉄を産する鉱山都市が栄えた地域で、連なる家々の軒を千軒と称したが、今は昔。かつての市街の跡には畑と森林ばかりで、地名だけが往時を伝える。とはいえ山間の平野部には旧千龍街道沿いに鉄道がとおっており、沿線にはそれなりに人口がある。

=地区(駅名)
・組筏町(そばつちょう)
龍浪川とその支流の合流点を占める。古くは檜原方面から水運によってもたらされた丸太を筏に組み、広くなった龍浪川を利用して下流へ送ることを生業とした筏衆の町であった。今では材木運搬は鉄道に変わったが、檜原への要路としてそれなりに拓けている。龍浪町と合併し、今は龍波町の行政圏に属する。

・筏田(はつた)
一時期、水運が衰退した際に食い扶持に困った筏衆によって開かれた田園地域。龍浪市街の拡大に伴って市街化され、田園の面影はない。

・龍浪新町(たつなみしんまち)
龍浪平野東部の台地地域に拓かれた住宅街。すでにかなり古い。

・辻宿(つじしゅく)
東部の山間の谷の三叉路に位置する。発掘調査の結果、龍浪千軒のものと思しき遺構がところどころから見つかっており、龍浪千軒の市域の一部であったと推測される。最初に記録に現れるのは戦国のころからで、そのころからすでに宿場町としての形を成していたことが記録されている。

・千軒馬場(せんげんばば)
馬の生育に適した地域だったようで、かつては馬場が存在したことが由来。今は田園がひろがるばかりで、牧場は無い。

・龍浪峠
峠というほどの急峻さはない。かつてはすぼまった地形を生かして関が設けられていた。